キッチンやお風呂などの特定の場所を新しくするのではなく、家全体をもっと使いやすくしたい!という方には増改築・間取り変更リフォームがおすすめ。愛着のあるわが家のスタイルを残したまま、空間を広げたり間取りや部屋のタイプを変更したりできます。家を建て替えるよりも安い費用で新しく綺麗な空間を手に入れませんか?
増改築(増築・改築)とは?
増築とは、住宅の床面積を増やすこと。平屋に2階部分を設けるなどして、今よりも家の空間そのものを広くできます。一般的には、構造から変更する大規模な工事がこれにあたります。
改築とは、今の床面積や構造を大きく変えずに間取りなどを変更する工事のこと。増改築には建築基準法がかかわってきます。増築も改築も、ライフスタイルの変化に合わせて今の住まいをより快適に整えることができる工事なのです。
間取り変更のポイントは?
「子ども部屋をなくしてリビングを広くしたい」など、家族構成やライフスタイルの変化にともなって浮かんでくるのが間取り変更リフォーム。「部屋があまっていてもったいない」「スペースを有効活用したい」と思ったら検討してみましょう。変更の規模や設ける部屋の用途によりますが、給排水設備や収納スペースの変更が起こることを忘れずに。
和室から洋室に変更するには?
「使わない和室を洋室にしたい……」というご要望が増えています。ここで理解しておきたいのが、和室と洋室の部屋のつくりには違いがあるということ。
ふすまのサイズとクローゼットの折れ戸は幅が違うので、設置する開閉部のサイズを変更する必要があります。押し入れの中板を撤去してハンガー用のパイプを設置し、クロスを貼って完了です。
畳を撤去して下地を施工したらフローリングを施工します。なお、フローリング風のクロスで仕上げることもできます。
ふすまとドアは幅に違いがあります。入口の幅が大きく変わる場合は、壁の補修工事が必要になります。