昭和30年、現代表の祖父である先代会長が木更津で創業した佐々木工務店。大工の棟梁として「港町木更津、漁師町木更津に気風のいいうちを」の心意気を持ち、堅実に建物に携わってきました。思いやりと感謝の気持ちを忘れず、チャレンジ精神を持ち続けるという先代の精神を受け継ぎながら、時代の変化をくみとって“いい家づくり”に力を注いでいきます。
私が子どもの頃にあった家と、いま目にする家、街並みは驚くほど変わりました。住まいとその周囲の環境は時代とともに変化していくものです。その時間の流れのなかでそれぞれのご家族が人生を過ごす家は、かけがえのない場所であり、一生に一度の大きな買物でもあります。
住まいの形には、新築、リフォーム、リノベーションなどさまざまなものがありますが、長く大切に住み続けられる家こそが理想だと考えています。いいものは取り入れ、受け継がれたものは伝え、そこに新しい風が吹き込むような、そして住む人が和めるような建物――古きも新しきも受け入れる「やわらかな住空間づくり」を考えています。
リフォーム工事では、特に打ち合わせの時間を多くとっています。それは、お客様の考えをしっかりお聞きしたうえでリフォームプランをご提案したいから。もとの家のよさを残しつつ、ご希望を取り入れて新しさを盛り込む、その一番いいバランスを追求しています。
私たちは、住宅・マンション、お寺、公共建築物など、大きなものから小さなものまでたくさんのさまざまな建物にかかわってきました。この技術と経験を活かし、さらに住む人の感性を大切にした住まいを目指しています。色、デザイン、香り、素材、土地環境を五感で楽しめるような空間のトータルプロデュースです。すべては人の笑顔、そして幸せのために……。